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二世帯戸建リノベーション
店舗併設型の鉄骨造3階建ての2階に、ご子息ご一家のための”家”をリノベーションしました。
施主様の奥様はもともと収納の達人でインテリアのセンスも抜群です。「とにかく、あちこちにモノが出しっぱなしになっていたり、生活感のある家電や道具類が見えているのが苦痛。家具も可能な限り増やさないのが理想です」と、奥様。
そこで、暮らしのあらゆるモノが完璧に収納できるように、大型パントリー、ウォークインクローゼット、収納庫を造作し、インテリアのアクセントになるキッチン背面の棚以外は、視界に入らない場所に配置。構造上わずかにあまった遊びの部分に可動棚を設け、厳選した雑貨を飾れるようにしました。さらに、リビングの一部に琉球畳をあしらった多目的スペースを作っていますが、お子様のおもちゃも壁側に置くだけの手軽さで、部屋中のどこからも視線に入ってこない絶妙な位置にパーテーションがあるので、キッチンに立ってもリビングのソファで寛ぐ時も、視界を常にすっきりと保てます。
LDKでご購入なさった大型家具は、テレビボードとソファ、そしてダイニングセットのみ!引っ越し前のご自宅にお邪魔して、荷物の量、未来に増えるであろう量などをしっかりと検討した上で、収納家具の大部分を全てリノアスで造作しています。
家の中のもう一つの家。
二世帯間も家族も、心地よくつながる空間に。
今回は、まず「1階玄関は共用、2階の一部は親世帯の部屋なので、親世帯と自分たち家族、それぞれが無理なく同居を続けられるように互いのプライバシーを大切にしたい。子どもたちが思春期になっても自然にコミュニケーションが取れるような間取りにしたい」というオーダーをいただきました。
解決策として、子世帯の部屋ではなく家という感覚を大切にし、共用である廊下をあえて広めに。子世帯の居室への入り口には玄関アプローチを思わせるニッチを設け、”家の中のもう一つの家”を演出しています。
子ども部屋は2室あるのですが、部屋のドアを、リビングルームから見える位置に。今はまだ親に甘えたい年ごろのお子様も、成長するにつれて”個”にこもりたくなる時期もあることでしょう。そんな時期にも、2階に上がり、誰とも顔を合わせずに自室へ…という流れではなく、キッチンやリビングにいる家人と自然に顔を合わせる間取りが、ご家族の団らんを誘います。
いつまでもすっきりと快適に。広々としたリビングには親世帯も”遊びに”やってきます。家具ではなく、家族みんなの笑顔が最高のインテリア。そんな幸福な空間が実現しました。
お客様の声
短期間でベストなプランを出してくれました。
希望をくみ取る能力がすごいですね。
実はリノアスさん以外にも4社ほどプラン出しをお願いしていたのですが、一番短期間でしかも最高のプランを出してきてくれたのがリノアスさんでした。その時点で、気持ちはほぼリノアスさんに。
以前は集合住宅だったので、遊び盛りの子ども2人の立てる足音等に気を遣うこともありました。だから、引っ越しを機に、思いっきり室内で遊べる解放感を子どもたちにはプレゼントしたくて。同時に、どんなに遊びまわっても、いつもすっきりと綺麗な部屋を保てる工夫もお願いしました。相反するこの2つの要素を解決するって、相当な力量がいると思います。今日も、取材だからといって特に片付けたりはしていません。嘘偽りなく、これが我が家の”いつも”です(笑)
インスタグラムで見つけたお気に入りのインテリアをリノアスさんにお見せして、「こんな風にしたいんですが」と、何度も何度も相談しました。けれど、毎回快く耳を傾けてくださって、機能面をしっかりと押さえたうえで、飾り棚とか色使いといったお洒落な遊び心を加えてくれた点も大満足。暮らしの機能とインテリアのセンスをここまで両立できる会社って、そんなにはないんじゃないかな。
リビングルーム
まさにシンプルイズザベスト!なリビングルーム。広々とした空間に置いた大きなソファにご家族4人が集います。床に用いた化粧シートフローリングは、無垢見えしつつお手入れも楽ちん。傷や汚れに強いので、ペットのいるご家庭にもおすすめです
多目的コーナー
実は、琉球畳を濃くしてアクセントにするのか、床と馴染ませるのかで最後まで悩みました。薄い色を選んで馴染ませましたが、リビングが広く見え、明るい陽ざしにも映えるので、この色で正解でした
キッチン
キッチンはTOCLAS製。汚れが目立たず空間を引き締めるアクセントとしても効果的なダークストーンの天板を思いきって選んでみました。ダイニングやリビングのソファに腰かけた際に、シンクが見えないように設計しているので、食事後すぐに片付けられない時も視界は常にすっきり!
キッチン横の三角の可動棚
キッチン脇に余った三角のスペースには、小ぶりな可動棚を。調理道具や調味料類は全て完璧に収納しているので、奥様厳選の雑貨を飾ってカフェのようなお洒落なコーナーになっています。魅せる・隠すの使い分けが完璧ですね
廊下から見た子世帯入り口のニッチ
子世帯の居室への扉横に、エコカラットをあしらったニッチをレイアウト。戸建てのエントランスを思わせるデザインなので「ここからは自分たちの家」という感覚に。エコカラットは誰でも施工できるため、引き渡しの記念に施主様と一緒に貼りました
パントリー
キッチンからパウダールームへと至る通路脇に、天井までのパントリーを設置しました。キッチンからは直接見えない位置も気を配っています。引き戸にすれば、扉の幅が取りにくい部分にも大容量の収納を作れます。そしてその間の壁には、奥様の学校から来た資料やいろんなメモ書きが磁石ではれる様に壁の中に磁石を受けこみました。
主寝室
壁面の一部にグレーをあしらった落ち着きのある主寝室。たっぷりとしたウォークインクローゼットには、家族全員の季節外の服や服飾雑貨が全て収納されています。引っ越しの際に断捨離したので、まだまだゆとりがあります
廊下の収納
廊下脇にもたっぷりとした収納をレイアウト。棚はリノアスおすすめの細かいピッチの可動式。様々な大きさのものを無駄なくジャストに収納できます
子供部屋
2部屋ある子供部屋は、備え付けのクローゼット以外はあえて収納を作らずに、シンプルな壁面のままに。成長に応じて必要な家具を配置しやすいようにしました
動線(キッチン→パウダールーム)
キッチン→大型パントリー→パウダールームという流れを作って、家事のしやすさも工夫しています。玄関にあたる扉から、パブリックな廊下とプライベートな廊下の2通りの動線をリビングにつなげています
ご家族のみなさんと一緒に
引き渡しから一ヶ月たってもこのきれいな状態には感動しました。暮らしやすいかどうか、一緒に考えた収納やインテリアはどうかなど引き渡し後の訪問でやっとこの設計でよかったと実感しています。ご家族の笑顔が見れたこと、実情をお聞きできたこと、リノアスを選んでいただけたこと本当にありがとうございました。また末長くお付き合いさせていただき、施主様の明日がもっと輝くようにリノアスは今後もサポートさせていただきます。
DATA
面積 | 91.12㎡ |
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間取り | 4LDK→3LDK+多目的スペース |
構造 | 鉄骨造3階建て |
形態 | 一戸建て |
築年数 | 1992年4月 |
リノベ時期 | 2020年4月 |
家族構成 | 夫(30代)妻(30代)子ども2人 |
物件所在地 | 愛知県小牧市 |
工事価格 | 1,000万円~1,200万円 |
打ち合せから引き渡しまで | 約5カ月(うち工期2.5カ月) |
工事内容 | 鉄骨造3階建て2階部分・約92平米のリノベーション |
キッチン | TOCLAS |
床 | 化粧シートフローリング |