HOME > 施工実績 > 戸建リノベーション > 80代ご夫婦のバリアフリーリノベ ~名古屋市の戸建てリノベ~
1F事務所を住居にリノベし、二世帯住宅へ
3階建ての事務所兼住宅の1Fはご家族で経営する会社の事務所でしたが、長い事使われておらず、倉庫のような状態…
2~3Fには50代の息子さん夫婦がお住まいだった事から、1Fフロアをフルリノベーションして、二世帯住宅化。80代のご両親をお迎えする事になりました。
ご両親のご要望は、「長年住み慣れた現状の暮らしをそのまま新居に持っていきたい」という事でしたが、ご要望をそのままお聞きするだけでは終わりません。
まだまだお元気なご両親が、将来的に介護が必要になった場合を想定し、収納と動線・バリアフリーをとことん意識したプランニングをご提案。
車いすの生活になっても大丈夫なよう、設計時には扉や動線の寸法一つひとつにまでこだわりました。
慣れ親しんだ家具類をしっかり図面に落とし込みながら、持っていく物の量に応じた収納のスペースを確保するため、お仏壇や化粧台から、ゴルフ用品、備蓄品や梅酒の瓶に至るまで、現在のお住まいを細かく採寸。
何をどこに配置するのかをしっかりと想像しながら収納を計画し、「モノに住所を与える」リノアスお得意の、整理収納のイロハが詰まったリノベーションが完成しました。
キッチンのレイアウトは壁沿いのL型に配置して空間を区切るものを無くし、LDKの広さを確保。
また廊下の幅は最大限広くとり、宅内にスロープと手すりを設け、転倒防止にも配慮を。
建具は可能な限り引き戸を採用し、将来的に介護が必要になっても便利なように意識しつつ、生活スタイルが変わってレイアウトを変更する事になっても家具が収まるように考慮しました。
床材は足腰に負担が少なく、滑りにくいカーペットで統一し、キッチンや洗面室などの水廻りはビニール製のクッションフロアでお手入れしやすい仕上げを採用。
動線・収納・バリアフリー・デザイン、そしてご両親の慣れ親しんだ環境の再現と、どこにも妥協をしない、ご両親想いの二世帯住宅が完成しました。
DATA
| 間取り | 1K(事務所)→1LDK(住居) |
|---|---|
| 工事内容 | 戸建てのリノベーション |
| 形態 | 鉄骨鉄筋コンクリート造3階建ての1階フロア全面リノベーション |
| リノベ時期 | 2025年 |
| 家族構成 | 夫(80代)、妻(80代)、トイプードル |
| 物件所在地 | 名古屋市 |
| 打ち合わせから引き渡しまで | 約8カ月(うち工期3カ月) |
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