こんにちは!
名古屋市千種区の「職人品質」リノベーション専門店、株式会社リノアス(旧株式会社レベル)の吉本です。
先日、2歳の息子にせがまれて、トヨタ博物館へ行ってきました。
息子のお目当ては、パトカー、救急車、消防車などの「働く車」。
一方の私はというと、小学校の課外学習で一度訪れた記憶があるものの、ほとんど覚えていません。
なので、今回はほぼ初めて訪れるような感覚でした。
トヨタ博物館には、19世紀末のガソリン自動車誕生から現代まで、日米欧を代表する車両約150台が展示されています。
「世界のクルマの進化と文化をたどる博物館」というだけあって、時代が進むにつれて車の形や造りが変化していく様子を見ることができます。
19世紀末から20世紀初期の車を見ていると、現代の車とは違った「装飾」に目がいきます。

当時はまだ現在のような大量生産の体制が整っておらず、熟練した職人が部品を合わせながら一台一台を作っていた時代。
その為なのか、細かな部分まで装飾が施されていて、車というより家具や工芸品を見ているような感覚になるものもありました。
そんな中で、私が特に気になったのが「照明」です。

おそらく現在でいう車幅灯、ポジションランプにあたるものだと思いますが、その形がとても印象的でした。
まるで玄関先に取り付けるブラケット照明のような雰囲気があり、「昔の車って、こんなところまで照明をデザインしていたんだな」と、しばらく眺めてしまいました。
残念ながら点灯している状態を見ることはできませんでしたが、車体の一部として照明そのものが装飾になっているところに、妙に惹かれました。
会場を順番に見ていくと、当然ながら車は少しずつ現代へ近づいていきます。
そして展示されていたのが、トヨタのセルシオ。
私が免許を取った頃には、トヨタの高級車として人気のあった車です。
セルシオを見ていると、初めて乗ったときのことを思い出しました。
特に印象に残っているのが、メーターパネルの照明です。通称「オプティトロンメーター」。
メーターの文字や数字が浮かび上がるように見える独特の表示で、初めて見たときは、「何だこれは!?」と思った記憶があります。
今回、トヨタ博物館を見ていて改めて感じたのが、灯りは、ただ明るくするためだけのものではないということです。
昔の車では、装飾の一部として灯りを見せる。
セルシオでは、メーターそのものを浮かび上がらせるように見せる。
同じ「照明」でも、光らせ方や見せ方によって、受ける印象は大きく変わります。
これは住宅でも同じです。
一般的なダウンライトやシーリングライトは、部屋を明るくするための大切な照明です。
そこに間接照明を組み合わせれば、壁や天井を照らして空間に奥行きを出すこともできます。
また、あえて照明器具そのものを見せることで、インテリアの一部として楽しむこともできます。
「どこに照明を付けるか」だけではなく、
「何を、どう見せるために光を使うのか」
まで考えると、同じ部屋でも雰囲気は大きく変わります。
私は車をつくることはできません。
ですが、住宅のリノベーションなら、これまでの経験を活かしてお手伝いすることができます。
間取りを変更するなら、それに合わせて照明の位置も見直す。
壁を作るなら、その壁を照らす間接照明を考える。
お気に入りの家具や素材を照らして、夜には昼間とは違った表情を楽しめるようにする。
リノベーションでは、間取りや設備だけでなく、「その空間でどんな時間を過ごしたいのか」まで考えることが大切だと思っています。
今回のトヨタ博物館で、昔の車の小さな照明に惹かれたように、住まいの中にも、ふと目に留まる「灯り」がある。
そんな空間をご提案できればと思っています。
住まいのことで「こんな雰囲気にしたい」「夜の照明をもう少しこだわりたい」といったご相談があれば、ぜひリノアスまでご相談ください。
職人品質のリノベーションで、暮らしの中の「灯り」まで一緒に考えます。

あ、ちゃんと働く車も見ましたよ。なぜか写真を撮ろうすると後ろ向きでポーズする息子です。
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